2月22日(土)3連休初日。
地元・泉大津でのイベントに出演要請もあり、東京の単身住まいから先週に続き連続で帰省。
…ということで、今日はここを訪れた。

貝塚市森町・横井工務店さん。

森町といえば
本年5月11日(大安・快晴)に完成予定の地車新調!
その大工棟梁として孤軍奮闘中の、地元森町・横井工務店代表の横井光造さんに話を伺った。

一般建築も手掛ける横井さんは、だんじりを作事している時が楽しいらしい。
楽しいからこそ、いい仕事ができる…まさにその典型だ。

気さくな横井さん。
壁に掲げてある破風の型を眺めていた私に「撮ってくださいよ!」と促してくれた。
直感で、気が合うなぁ…と感じる。

仕事場には腰回りまで組み上げられ完成を待つ新調だんじりと、2階ロフト部分には主屋根・後屋根がある。

この日、横井さんの人柄に導かれるように複数の町内の方が来店された。
幸いにも、当ブログを以前からご贔屓にしていただいてる方が多く、取材中の私を快く受け入れてくれた。

新調だんじりの出来栄えは言うまでもなく、大工仕事・彫刻ともに随所に拘りが垣間見える。
完成後の姿を想像するだけでもワクワクするのだが、過日行われた懐かしの原木祭当日の写真で振り返りたい。

令和元年…あれからもう丸5年が過ぎた。
こんな巨木が、真新しい新調だんじりに。
その完成まであと少し。

横井さん、この5年間で肥えたんちゃう!?(笑)

完成まで2カ月半。
あと少しのラストスパート。

彫刻責任者・山本陽介さんと、
大工棟梁・横井工務店の横井光造さん。

卓越した技術は勿論のこと、個人的に人として敬服したい。
彼らが放つ「快心作」は「令和の銘だんじり」のひとつに数えられるのも間違いない。

寒い冬を越え、新緑が映える木島谷の総社「森稲荷神社」に宮入する光景が、待ちどおしい。