5月31日(日)
少しだけ早起きして午前7時、自転車で和泉府中駅前に向かいました。
「和泉市制70周年を祝うだんじり記念曳行」の見物です。

陽が昇りかけるころに起床。
板原の我が家にも太鼓の音色が届いてました。。。

すでに駅前には和泉市の各町から集合した35台のだんじりが肩を並べていました♪
絶景というか、圧巻というか、壮大というか…
行政の記念行事ならではですね。
地元の府中エリアから、遠くは外環方面の街まで…記念曳行出発までのたっぷりの時間を利用して全町見物させていただきました。

この記念行事で、私がぜひとも拝見したかっただんじりが3台ありまして…。

まずは尾井町。
この地車は、明治25年(~35年?)に岸和田市大手町(先々代)の新調。
泉佐野市上瓦屋を経て当町へ嫁いできました。

彫刻は宮地弥津計と安田卯ノ丸の豪華コンビ。
大工は「大駒」こと大崎吉造とされています。

さすが岸和田の旧市生れ。
彫刻の持つ雰囲気がひと味違います。

屋根回りでは、隅出す・横槌のボリュームとゴツゴツ感が目を惹きます。

右の平、二重枡合い。
枡合い下がりも手が込んだ仕事です。

隅出す・木鼻もいいですね~!

腰回り右の平。
ご覧の通り、縁葛・小連子・大連子・土呂幕の順。よく見ると小連子の幅よりも縁葛の方が大きい!
しかも、明治期の古いだんじりに見られる紐の細工が細かくて最高です。

ええ雰囲気ですね。

後屋根枡合い、後方より向って左平。
こちらも二重枡合いで、枡合い下がりには「風神」さん。(反対側には「雷神」さんがいました)

後屋根隅出すのボリュームが凄い!
物見との間隔がないほどです。

見送りの犬勾欄は「板勾欄」。
連子部分の紐にも小さな段が掛かってました。

古風な摺り出し鼻と、脇障子受け。

主屋根後ろ正面
車板~小屋虹梁の細工も凝ってました。

後屋根後方より向って右平の枡合い。
二重枡合い上段は「五條大橋」ですね。
枡合い下がりは前述の通り「雷神さん」。

主屋根左平。

木鼻もいい顔してますね。

腰回り左平です。

もう時間を忘れてずっと見ていられる…(汗)。
また改めてゆっくり拝見したいです。

尾井町のだんじりに後ろ髪惹かれる思いで、ほかの地車も見て回ります。
(尾井町の関係者様、また機会があればぜひ見学させてください!!)

もう、だんじりファンでなくても興奮します。
駅前ロータリーは、まるでテーマパークと化してます。。。

お馴染みの軒唐破風は幸のだんじり。
大正12年に春木北が新調、藤井町を経て当町へ。

泉大津十二町連合に参加の池上町がこの駅前ロータリーを走るという超レアな光景。

新調されて間もない春木町は藤本工務店さん渾身の作。

こちらは大連合のエリア。

纏に御花。

この特徴的な兜桁は黒鳥町坊小路。
大正5年 岸和田市中北町新調で、箕土路町を経て当町へ。

私の母方の里、小田町地車は平成17年完全完成。
越中井波、野原師による彫刻は気が遠くなるほどの繊細さ。


上泉のだんじりは、側面の金網が外されていて非常に見やすかったです♪

そして、じっくり拝見したかった2台目は観音寺町のだんじり。

説明不要。もうこの銘だけで十分かと。。。
昭和10年、名門「絹屋」こと絹井楠次郎の組み上げたこのだんじりは、淡路生れの木下舜次郎師の作。

おなじみ、川中島。

舜さんの彫刻を見るとシャッターが止まらなくなってしまいます…(汗)。

こちらも、時間がなんぼあっても足りません。。。
観音寺町の関係者の方、もしまた機会があればレポさせてくださ~い!

さてお次は…

当ブログで過去にもレポさせていただいたことのある阪本町の地車。
これまたいいだんじりなんですよね~。

正面枡合。前に付け木なしで表現。さすがです。

土呂幕正面。
淡路生れの木下舜次郎師の傑作。
奥行こそ控えめなのですが、それでいてこの表現力は凄まじいです。

右の平は松田正幸師の彫刻。

後屋根正面枡合いは、おなじみ本能寺。

見送りも舜さんワールド!!

土呂幕・右の平は舜さんです。
文句なし、格好良すぎます!
詳しくは過去のレポ、こちらを参照ください↓
淡路彫り龍虎の傑作“阪本町地車” | 板原村のだんじり会館

だんじりが動き出してからは、やりまわしを遠くから見物。

全35町関係者のみなさま
お疲れ様でした。

お声をかけてくださいました方々もありがとうございました。
以前のように、間隔を詰めてなかなかブログを更新できていませんが、年齢とともにマイペースでぼちぼち書いていきます。。(笑)

そして、泉大津の焼肉屋さんで昼呑みをして優雅に過ごすのでした。。。
ではこれにて。