6月14日(日)
熊取町七山。

今日は、その名だんじりの大修理完成記念誌が一般にも発売されるとお聞きし、七山のKさんを訪ねて参りました。
お目当ての一冊は後回しで、まずは開かれた地車庫にくぎ付けです。。。

自身、今回の大修理に際し見物には行けなかったので、新しい破風や懸魚など今回初めての拝見です。

七山といえば、名門大工・久吾作事の素晴らしい細工。
たとえば、破風を支える桁から外側の隠れた桁(化粧桁)も独自の細工。

そして七山といえば、この枡合い上部にある唐破風。
まさに七山の代名詞。

今回新たに加えられた桁隠しの細工。
よく見ると左右の鶴が「七」「山」を体全体で表現。

「七」に因んで、この部分には「北斗七星」が。

見送り内「川中島の戦い」で、武田信玄に対する上杉謙信が、今回新造されました。

新調当時の貴重な写真を頼りに木彫松田師の手により見事に再現されています。

ほかにも久吾さんのだんじりは見どころ満載。

後屋根平枡合いの上部、桁の側面には虹梁の細工!

そして最も注目すべきは、この附木なしの懸魚。
桁隠しの二羽を含め「七羽」の千鳥で、ここにも「七山」を連想させるという配慮。

何時間あっても、足りないのが名だんじり。
ずっとみていられます…。

七山のKさんはじめ、関係者のみなさま

この度は記念誌をお分けいただき、また見学も快くさせていただきありがとうございました。
過去の七山の地車レポはこちらをご参照ください!

久吾の名作地車“七山” | 板原村のだんじり会館