12月23日(土)
早いもので今年も残すところあと1週間となりました。
毎年、12月といいますとあっという間に過ぎてしまうのですが、今年は私自身が手術のため入院という節目であったため、さらに早かった気がします。

さて先週のこと。
岸和田だんじり会館で大盛況のもと、その12回目終えた彫陽主宰の「独創会」。
今年も新作が披露されたようですが、しかも一番の目玉は、あの新調だんじりの一部が披露!ということ。

今年に限っては、私は現地に伺えず残念でした。

いつもの常連さんに、遠方からの一見さん、そして仲間のチーム彫陽のmember…。
大賑わいだったようですね。。。

まずは、個人さん依頼による新作の馬乗り「木村重成」。
作品本体はもちろん、脇を固める小さな彫刻も素敵です。


バランスよし。
躍動感を感じます。
そして…
陽介師の真骨頂ともいえる杢目を最大限に活かした仕上げと彩色は抜群。
「飽きの来ない」
「やりすぎない」
それが彫陽のスタイル。

そしてこちらが、
今回、一番のお目当てとなった令和7年新調完成予定の
貝塚市森町地車の主屋根正面車板+小屋虹梁の一体化部分。
おなじみ天ノ岩戸。

師匠・岸田師の流れをくむ空間を活かした構図。
陽介師の「十八番」のひとつでもある「天ノ岩戸」が、車板部分に組み込まれるという、贅沢な地車。
このほか、主屋根回りがどのような印象になるのか、想像するだけでもワクワクします。
森町さんの新調地車完成、ますます楽しみです!

※こちらに掲載の写真は、山本陽介師から頂いたものです。

陽ちゃん
また帰省したら仕事場にお邪魔しますね。

ではまた。