10月29日(日)
10月最終の日曜日。
今日は、単身先のアパートから徒歩5分の最寄り駅、東京メトロ東西線「南行得」駅界隈にて開催されていたお祭りを少し見物してきました。
家族連れで賑わうフェスや露店などが南行徳公園で開催されてましたが、単身の私は、お囃子聴こえるこちらへ。
火消風の大きな纏がいかにも江戸っ子らしい。
その纏を全身で振る参加者。纏って本来、これくらい振るものなんやろなぁ。。。
そんなことを思いながら、今年の泉大津での自町の祭りを思い出す。。。
▲ちなみに、この纏持ちは私です(笑)。。
どこか粋で鯔背で。。
ええなぁ。纏もシンプルでカッコいい。
もちろん纏だけではなく、神輿も出ていた。
大阪泉州で鍛えた、自身の内臓の「だんじりレーダー」を頼りに。。。
地下鉄東西線とのコラボがなんともいい。
この界隈。
行徳というエリアは、昔から神輿職人がいて、あの三社祭や神田祭、深川祭りなどで登場する、お神輿を製作している街。
しかも大工さん、彫刻師さん、金物屋さん、塗師さん、装飾屋さんなど、すべて一同で請け負うという大阪泉州では想像できない仕組みで営まれているのだとか。
わっしょい!行徳 – wasshoigyotoku ページ!
せっかくなので「だんじりレポ」ならぬ「お神輿レポ」をショートバージョンで♪
平の姿見です。
彫刻はケヤキ製。
軒下の結界が張られているのがいいですね。
四隅には45度斜めを向いた木鼻。
だんじりよりやや小振りでシンプルですが、いい顔してます。
二手先三段の入母屋細工。
垂木はカチコミでした。
虹梁部分には「双鶴」。
縁葛に相当する部分には2匹の「玄武」が彫られてました。
てっぺんの鳳凰の口には大量の稲穂。
五穀豊穣祈願でしょうか。
なかなか粋な御神輿でした。
お隣の駅、浦安の法被を着た方も。
浦安が千葉県の最西端で、そのお隣が東京都江戸川区です。
法被の着こなし、雰囲気、お囃子。
粋で鯔背な、関東の祭りを参考にすべきところが、いっぱいあるような気がします。。
いいもの拝見しました。