ちょっと長いタイトルになってしまいましたが…
本年最後の三連休を利用して、相方の房吉くんとお伊勢参りに行ってまいりました。

毎度のことですが、フツーに平凡な旅にはならないという我らの行程。
今回もネタが満載の2日間でした。では、早速そんな道中を書いていきます♪

午前6時に泉大津を出発し、比較的スムーズに第一目的地の「外宮」に到着。
この旅は両日とも快晴に恵まれました。


空気が澄んでいてきもちいい♪

時間を気にせず、広い境内をゆっくり各所まわってお参りです。
心が洗われます。

次なる目的地「内宮」にお参りするために車を移動させます。

隣接する「おかげ横丁」は早くも大賑わい(汗)。
まずは、お参り優先なので内宮を目指します。

お馴染みの場所、内宮に着きました。
秋の稔を感謝する新嘗祭の前日とあって、多くの人で賑わっていました。

たまたま、見かけた光景。
禰宜さんの白い衣装を身に着けた方々が、新米を担いで奉幣。参道を進んで参詣されていく場所に遭遇できました。
先頭の方の持つ札には、鈴鹿市の椿大神社新穀奉献団と書かれてました。
新嘗祭に合わせて新米1俵を御供えされるんですね。。。

五十鈴川に来ました。
ここで手を清めます。

青空に映える紅葉が美しいですね。
風もなく穏やかないい季節を感じます。

拝殿前に到着。これもお馴染みの光景ですね。

日頃の感謝。手を合わせて摂社など地図に描かれたすべての箇所を回ります。

三重県の地酒が奉納されていました。
その中に「鈿女(うづめ)」というだんじりファンならおなじみの神様を銘柄を発見♪

定番の撮影スポットで1枚。

五十鈴川の対岸には日の丸が掲げられていました。
外国人の方がそれを見て「Japanese Flag!」と口にされていたのが印象的でした。

お参りした後は、お楽しみの散策。
おかげ横丁はご覧の賑わいです。。。

せっかくなので伊勢神宮のお神酒をいただくことに。
私の勤める「日本盛」とは同じ兵庫県西宮市内に本社を構える「白鷹」さん。

ふくよかな旨味でした。
日本盛以外の日本酒を味見するのは久し振りでしたので、いい勉強になりました。

お神酒のあとは、お待ちかねのランチ!!
ということで、お店を探します。
どこも長蛇の列なのですが…いいお店を見つけました♪

洋食 はいからさん
ここで、カツカレーを注文♪
昭和レトロな佇まいでいただく洋食カレーは、どこか懐かしい昭和の味でした。

昼食のあとは、車をそのまま置いたまま徒歩で「月読宮」へ。
皇大神宮(内宮)の別院とされているお宮さんで、「お月様」は天照大神(太陽)と一対で考えるべきだと思い、足を運びました。

ひと気の少ない静かな参道を歩くと、その突き当りにお社が4つ横に並んでます。立札には「月読宮から順にお参りください」と、1~4の順番が記されていました。

お次は…
みちひらきの大神「猿田彦神社」へ。

カメラを片手に、七五三の参詣者も多数おられました。

たくさん歩いたので、甘いものを…
ということで伊勢名物「赤福」のぜんざいを頂こうと、赤福本店を訪れるも「ぜんざい」を求める客で長蛇の列(汗)。
地元の方に話を聞き、二見なら空いてるとの情報を得てそちらに向かうことに。

はい!赤福二見店に到着♪
比較的スムーズに入店できました。

素朴な甘さ、やわらかいお餅。
塩昆布との相性は抜群!!
ここでしか味わえない「ぜんざい」に舌鼓です。歩き疲れた体に染みわたります。

実は、今回予約した宿は何と離島です。
しかも周囲4kmという小さな島。
あの三島由紀夫の名作「潮騒」という映画の舞台になった「神島」です。
文字通り、古くから「神が宿る島」として信じられてきたのだとか。。。
17時10分の出航まで待ちます。

出航の時間です。

神が宿る島へ向かおうとするには、ふざけすぎの52歳ふたり。

陽が暮れた神島に上陸。
真っ暗です。さぁ、宿はどこだ!?

細い路地、急な階段、その先に灯が見えました。
宿泊する「山海荘」さんです。

周りにはお店らしいお店が1件もなく、もう風呂に入って食べて寝るしかない、そんな場所です。
貸し切り状態のお風呂に浸かって、お楽しみの夕食です♪

新鮮な魚なので、やっぱり日本酒を燗で。これ必須!!
旨い!

伊勢海老くんがこっちを睨んでます。
プリプリで、甘い、伊勢海老~サイコー~♪

女将さんに写真撮影をお願いしたんですが…
ピンぼけしてるやん(汗)。

ダイエット中の房吉くんも、締めのごはんとお吸い物まで完食。
そのあとはお部屋で二次会開始!!
お察しの通り房吉くんはご覧の通り。。。

翌朝も快晴。

伊勢海老のみそ汁
焼き魚は、れんこ鯛
グレのアラ煮…
朝からこんな豪華な食事は素敵~。まるで晩ごはん。
ダイエット中の房吉くんは…

ちょっと焦ってます(笑)。

小さな宿に、所狭しと飾られた映画「潮騒」のポスター写真。
山口百恵ちゃん、素敵~♪

昨晩は真っ暗でしたので、周囲がよく見えませんでしたが
こんな感じ。
なかなか雰囲気があっていい感じです。

鳥羽行きの船まで結構な時間。
なので島の名所を散策することに。
なんせ周囲4kmという小さな島。朝ごはんでお腹いっぱいなので、お腹を空かせるために歩きます。。。

島に時を刻む時計台はシンボル的存在。
ここからスタートです。

まずは洗濯場。三島由紀夫さんの小説にも登場してくる場所だそう。


さらに階段を登ると、開けたところに「八代神社」の幟が見えてきました。

お世話になった「山海荘」さん。
最高のロケーションに建ちます。

島で唯一の神社。八代神社にお参りです。
ここ神様に呼ばれたような感覚に…。

長~い階段(汗)。

この日は例祭。
巫女さんの舞もされるということで、地元の方が準備されていました。

神社からさらに進むと、急にハイキングコースのような感じに。

神島灯台を目指します。

綺麗な野花が咲いてました。

神島灯台に到着。
つぎに「監的哨跡(かんてきしょうあと)」を目指します。

それにしても、えらいところにある小さな島・神島。
三重県の鳥羽沖と、愛知県の渥美半島との間に位置します。
ほとんど渥美半島寄りにもかかわらず、住居表示は三重県。

島の絶景名所、「監的哨跡(かんてきしょうあと)」。

まるで絵画のよう。

青い空。
広い海。
果てしなく伸びる水平線。
左には渥美半島がすぐ近く。まさに絶景。いいところに来ました。

漁港とは反対側の「ニワの浜」と「カルスト地形」を目指します。

途中、小さなカワハギが山道に落ちてました。
おそらく、何かの鳥が落として行ったのかな。。。

島の名所「カルスト地形」。

まるで「火サス」のラストシーン(笑)。

せっかくなので、浜の方まで降りて行こうか。

奥に見えるは、三重県鳥羽方面です。

島の周囲4km走破まで、あと少し。

島を時計回りに1周回って、山海荘さんが見えてきました。

神島をあとに、11:35の鳥羽行きに乗りこみます。

さらば神島~!

鳥羽に着いて…
二見ヶ浦を目指します。

「夫婦岩」でおなじみの二見輿玉神社に到着。
だんじりファンなら、必須の場所ですね。


カエルさんが迎えてくれます。

絶景かな。

だんじりファンならおなじみ。
いわゆる顔の部分ともいわれる懸魚の彫刻に多く採用されている題材。

さらに山側には「天の岩屋」。
日本神話でおなじみのアメノウズメノミコトさんが祀られています。

こちらもおなじみ、淡路彫・木下舜次郎師によるアメノウズメノミコト。
「天の岩屋(天乃巌戸開き)」の名場面でもあります。


手を合わせました。

本日の最終お参り場所「日の神 皇居 遥拝所」とあります。

お土産を購入して帰路につきました。。。

という、珍道中。
無時、泉大津に戻っていつもの焼肉店で旅の落索。
房吉くんニ日間おつかれした~。
つぎは南国やな。

長文におつきあいありがとうございました。
ではまた。

https://www.iseshima-kanko.jp/feature/kamishima