お知らせ
おかげさまで、12月12日に行われた手術も無事に成功し、
14日(木)午前10時、日本歯科大学附属病院を退院することができました。

手術前と手術後の様子を、ちょっとだけ記録に残しておきたいと思います。

入院は病床が5つある相部屋。
窓からはこんな景色でした。

入院初日のお昼ご飯。
超うす味の病院食、その一回目はお昼ご飯からでした。
サバの塩焼き、すまし汁、小松菜のナムル、バナナとご飯でした。
このときはまだなんでも食べれる状態でしたので、物足りない印象の食事でした。

そして。
手術前日の晩ごはんは、煮込みハンバーグ、みそ汁、煮物、オレンジ。
相変わらず超うす味でしたが、慣れてくるから不思議です。。。

このあと、しばらく何も食べれなくなるというので味わっていただきました。


明けて迎えた手術当日。
商品名「アクアファイン」という、いわゆる「飲むの点滴」が朝食変わりでした。

手術は無事に成功。
水平埋伏智歯という親知らずが顎の骨の中に埋まってしまってた箇所の抜歯と、炎症を処置するという手術。左右の下を抜歯しましたが、片方はかなり深いところに骨が埋まっていて、少々厄介なものでした。
全身麻酔で鼻からは呼吸用の管、口から胃まではバキュームの管、小水の管(これが痛い)、それに点滴…。思っていたよりも大変な手術になってしまいました。

写真は、術後最初の夕食で「カロリーメイトゼリー」。
恐々、なんとか完食しました(汗)。

翌朝。
献立表には「ハムエッグ」「サラダ」など記載されていますが…
全てペースト状に加工された食事。確かにその味はしますし、温かいまま提供されるので意外とイケる。。。
これを小さなスプーンに乗せてちょっとずつ30分ほど要して、完食(汗)。

運動もしないので、そんなにお腹も減らない。
でも容赦なく定時になると出される食事。バランスのいい食事をしっかり摂らないと、治りが遅くなるので…。
お昼ごはんは「グラタン」「小松菜ザーサイ炒め」「オレンジ」。
これまた30分を要して、完食。
食べるというより、吸って流すというイメージ。薄い味にもかなり慣れてきた。。。

その日の夕方、嫁さんが面会に来てくれたので記念に1枚。
まだ頬がそれほど腫れてません。(術後3日くらいが最大級に腫れます)

夕食も、これまたペースト状。
中華スープ、ささみの南蛮漬け、野菜の中華煮、バナナ。
バナナは喫茶店のバナナジュースそのものでうまかった。
おかゆにペースト状のおかずをONする食べ方が一番うまいと、ようやく気づく(汗)。

入院4日目の朝食。
結果的にこれが最後の病院食となりました。
「揚げボールの炒め煮」「ピーマンの炒め物」…言われないとわからない。
でも、ペーストになる前のカタチを想像すると納得。

で、入院4日目にして退院。
噛まずに頂ける食事を、上京してくれている嫁さんがこしらえてくれた。
鱈のムニエル、豆腐煮、蓮根のすりおろし味噌汁、ポテサラ。
旨いのぉ~。嫁さんに感謝。健康であることに感謝。

で、昨日・今日と自宅でテレワーク。
おいしいものを頬張って豪快に食べたいけど、もう少しの辛抱。
お酒も傷が落ち着くまで、しばらく封印しよう。

みなさんも、親知らずをまだ抜歯されていないという方は、早めに対策されたほうがいいですよ。健康第一。
食べたいものを食べたいだけ、おいしくいただけることの幸せ。
「当り前ではない」という気づきを知り得た今回の経験でした。

まだまだ経過観察など、しばらく通院が続きますが頑張ります。