今から10年ほど前に書いた記事です。
以下は、facebookで親交のあります信達市場のMさんより、当時貴重な写真をいただいたき、記事にしました。
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ふだん、櫓(やぐら)を見る機会がなく、知識の乏しい私にも、何か「びびっ!」と感じるものがありました。
・・・それは、この写真。
彫物の詳細などわかりませんが、獅噛のこの表情・・・。
一説には昭和24・5年の作とも云われていますが、昭和23年の作と思われます。
しかし残念ながら、昭和49年に子供たちがラーメンを作ろうとして失火、焼失したのだとか。。。
平方向からの貴重な写真。
縁葛の獅子の細工がかろうじて拝見できます。
Mさんとお話しさせていただき、
(あくまで個人的観測ですが)淡路彫りのSさんの手が入ってたのかな・・・?と思えてなりません。
でも、この先々代に関する資料等、書物も残っていないとのことで想像に過ぎないのですが。。
・・・で、
こういう比較をしてみました。。
▲昭和27年作
東大阪・玉串地車と。
▲昭和30年作
野里中之町「中神車」と。
・・・もう私の言いたいことは、お察しの方も多いかと思いますが。。
はい。淡路彫りのあの巨匠の作ではなかったかな??と、
思わずにはいられませんでした。
もうこの世にはない幻のやぐら。
なので、自分で思うだけの自己満足です(汗)。。
以上、10年ほどの前の記事でした。
画像提供くださいました信達市場のMさんに感謝!!