5月13日(土) 

曇りときどき雨。

東京へ単身赴任してからおよそ1年半の私ですが、自身初めての神田祭を見物して参りました。
この日、お昼を浅草で息子たちと済ませた後、自宅へ帰る途中に東京メトロ・三越前駅で途中下車。
これまで大阪泉州で経験してきた祭りで身に着けた(?)だんじりレーダーをフルに発動させ、思うがままに歩きます。

日本橋・室町三丁目といえば、高層ビルが立ち並びあの三越本店がある一等地。
広い道路は、ホコ天化され静かな雰囲気です。

東京の方の見物マナーは素晴らしいです。
みなさん大きくはみ出すことなく、きちんと整列しての見物。
気持ちがいいですね。
(地元のだんじり祭りの警備に関わる私にとっては、衝撃の光景でした。)


さあ、いよいよ始まります。
日本三大祭りの一つとして知られる神田祭。
通常は2年に1度実施されるらしいのですが、前回はコロナ禍の影響で中止され4年ぶりの開催。この日の神幸祭(しんこうさい)は、神輿や山車の行列が神田・大手町・日本橋など、総勢108町会の氏子を巡るというもの。
ほかにもユニークな屋台などが披露、この様子を「附(つけ)祭」と呼ばれるそうです。

高層ビル群と「少彦名命御奉祀百五十年記念」とのギャップがすごい。
神田明神の錦の御幟がまた恰好よろしいなぁ~。

天狗さん!!

順番がどのような意味を成すのか、
それぞれのお名前は何なのか、神田祭の知識に乏しい私は、ただただ見守るだけ。でも上品でいいお祭りであることは感じられます。

どんどん続きます。

あの平将門公が御祭神という、江戸時代に祀られた将門命をお乗せした入母屋造りの神輿。

これより戦国武将と思わしき、カッコイイゾーンに入ります。

まるで大名行列を見ているかのよう。
(という私は、大名行列がどのようなものかも知りませんが)

武者ものゾーンはここまで。

さて次なるゾーンは???

浦島太郎さんに、はなさかじいさん
昔ばなしのゾーンですね。。。

お美しい着物姿のお譲さんたちも♪

少し話題になった「銭湯山車」も登場。

いよいよ最高潮へ。
お囃子がまた心地いい♪

私の見ていた場所は、日本橋三井タワーさんのすぐ前。
そこにお神輿が据えられ、大盛り上がり。
老いも若きも、男も女も、みんないい笑顔で最高の祭りを感じられます。

この三三七拍子がまた最高でした!
江戸らしい雰囲気にハマりそうです。

自身初めて経験する神田祭。
ほとんど何のリサーチもなく、この日本橋を訪れたのですが、これがまた最高の時間に最高の場所で見物でき、私の体内時計ならぬ体内に備えられている「だんじりレーダー」が江戸の祭りにも反応することが証明されました(笑)。

粋で鯔背な江戸の祭り。
衣装や掛け声も、すごくよかった。
この祭りに参加されている方と、東西祭り談義ができたらいいなぁ~なんて思いながら、日本橋をあとにしました。

では、これにて。