6月21日(土)
昨日から大阪・泉大津へ帰省。
自宅の地下にある納戸兼アトリエ兼隠れ家ともいうべく、その定位置に腰を下ろし、ゆっくりと週末を過ごす。

で、ビデオデッキが潰れて動かなくなる前に、古いビデオテープでもみてみようか…と、棚を漁って取り出した1本。

懐かしいなぁ。
私の実家の裏、「板原の宮さん」で当時の泉大津ケーブルテレビさんがやってきて祭りの雰囲気を撮ろう!ってなって、なんか、危ない雰囲気になっていったっけ。。。

夏の暑い時期。
みんな、この時期にだんじりを曳けるなんて嬉しいから笑顔いっぱい。
でも…
だんじりにはブレーキなし。
彫刻には網無し。
鼓はゆるゆる(カタチだけ)。
なつかしい顔ぶれもいっぱい。なつかしなぁ~。

で、悲劇が起こった!!(汗)

楽しいけど…
なんかヤバい雰囲気やよなぁ…
みんながそう思ってた。

当初は「宮さん」の中だけって打ち合わせしてたのに、
「宮さんへ入ってくるだんじりを撮ろう!」となり、最高潮の雰囲気。

それがこちら↓

調子に乗りすぎました。
勢いのついただんじりにはブレーキ無し。
そのままではだんじりが追突する!!!
で、ゆるゆるの鼓にほり込んだ前梃子が…
噛んで…
横転…寸前で、宮さんに3本ある楠木にもたれかかって止まった。

ちなみに…
このとき傾いた側の脇障子受けを懸命に押してたのが…私(汗)。
衝撃音のあと、だんじりが傾いてきたと思った瞬間、ほんまに死ぬかと思った(汗)。

というわけで、このあと、急に酔いから覚めたような感覚に陥った板原の若者は、おとなしく地車を格納したとさ…。
今となっては、懐かしの一コマ。

これは知る人ぞ知る、激レア映像でした。
おしまい。