9月21日(日)
週末、東京に戻らなくてもいいという久しぶりのこの感覚。
今日は、相方の房吉くんと泉北方面へ試験曳きを見物することに。

まずは腹ごしらえということで、11時半少し前にお好み焼きの名店「美佳味」さんへ。
順番のカードは3番、待つことなく入店です。

今日はノンアルコールにしといたろ。
とんぺい、どてやき、牛すじのお好み焼き。

そして味佳美名物のホルモンうどん。もちろん大で♪
旨し!

で、この日最初に遭遇しただんじりは「菊水」だんじりの異名を持つ大森地車。

だんじりの後ろを追いかけて休憩のときにじっくり拝見させていただきました。

さすが明治期の岸和田・五軒屋町生まれ。
どっしりとした寸法で、彫刻も大工仕事も相当な手間をかけられたと推測します。
書きだしたらキリがないほどの名だんじりなので、詳しくは当館過去の記事(長承寺レポ)をご覧ください。

お次はこちら。
こちらも長らく岸和田旧市で活躍していた宮本町先代、檜尾地車。

上間さんの彫刻に見とれていたら…いよいよ出発のようでした。

後方には、稲葉西先代の中山地車。

旧市生れの迫力!

続いて中山地車。

続いて江州・醒ケ井彫り井尻翠雲師と池内福治郎コンビによる1台、上北地車。

上北地車の後について行き、休憩時に見物させていただきました。

土呂幕:(正面)秀吉本陣佐久間の乱入
    (左平)川中島
    (右平)巴御前

右面大連子には「加藤清正の虎退治」が施されてました。

さて、次はどこへ…

堺市唯一の開さんの彫刻を拝見すべく北高尾へ。

こちらも休憩時に見学させていただきました。
私の母方の里が和泉市小田町だったこともあり、幼い頃に何度も見た記憶のあるだんじり。

あっさりとした淡路彫り。
さすが開さんですね。。
ずっと見ていられます。

そして最終目的地へ移動します。。

やっぱり個人的にはここ、菱木地区です。

麻生中先代の菱木東地車。

上だんじりの菱木南。

そして、我が板原町先代の菱木奥地車。
細身のスタイルは健在、やっぱり恰好よろしいなぁ~♪

もう何千枚も撮影した地車やのに、まだ撮ってる私(笑)。

あっという間の試験曳き行脚でした。
途中「板原村の館長さん!毎日見てます!」とお声をかけてくださった方、嬉しかったです。ありがとうございます!
行動をともにしてくれた相方の房吉、いつもおおきにな。
また来週も試験曳き行脚しよか。。。

ということで、本日はこれにて。