8月30日(土)
八月も最後の週末。とはいえ気温40度に迫る酷暑。
残暑なんていうものではないですが、この酷暑の中、前からお詣りしたかった下総国(しもうさ)の一之宮として有名な香取神宮にお参りしてきました。

翌週9月1日から自身にとって節目を迎えることもあり、新たな気持ちで神様からパワーをいただきたいという願いも込めての訪問。暑いのなんの、言ってられません…(汗)。

で、電車に揺られ2時間。
成田での電車の乗り継ぎにおよそ1時間を要するため、その時間を利用して成田山新勝寺の参道を歩きます。

何度か訪れたこの参道。雰囲気があって大好きです。
遠くから名物うなぎの焼けるいい香りがしてきます。

圧巻の大門。

時間の都合で、門の下から拝殿に向かって手を合わせました。

JR成田駅。
ここから成田線に乗って次なる目的地を目指します。
先頭車両のボックス席をゲット!持参した水筒を置くとちょいとした旅行気分に。

佐原(佐原)の駅に到着。ここから小さな循環バスに乗り…

ここに到着。
千葉県「香取神宮」。
伊勢神宮・鹿島神宮と並び日本三大神宮の一つに数えられ、神宮の名称を冠することを許可された数少ない神社の一つです。

香取神宮の祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。
武運の神として信仰され、勝負運、仕事運、交通安全、災難除けなどのご利益があるとされています。

まるで神様に導かれるような参道。気温が少し低くなるのを実感。
ミンミン蝉の声。クロアゲハ蝶ーの舞い。神秘的な空間でした。

さらに進むと大きな鳥居がでてきます。

鮮やかな朱色の楼門(ろうもん)。
本殿同様元禄13年の幕府造営のもので、重要文化財に指定されています。様式的には純和様で構築され丹塗りが施されています。

拝殿。
いろいろ思いを込めて手を合わせます。

拝殿の奥には本殿。
檜皮葺の屋根が美しいです。この本殿と楼門は1700年(元禄13年)の造営で重要文化財、徳川幕府5代将軍の綱吉の命により造営されたものなのだとか。
国宝である海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)は日本三銘鏡に数えられます。

香取神宮本殿の西にある三本杉。
源頼義公の祈願により三又に分かれたと云うこの「三本杉」は、パワースポットとして人気なのだとか。

元・内閣総理大臣の安倍総理による題辞。

奉納された酒樽が積まれていました。
千葉県の地酒蔵のほか、我が蔵元「日本盛」の樽も発見。

本殿をゆっくりお詣りした後は、脇道にある急な坂を上り奥宮を目指します。

森の中を100mほど進んで到着。
この奥宮は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)の荒魂を祀ります。
現在の社殿は昭和48年伊勢神宮御遷宮の折の古材によるものだそうです。

こころ鎮めて手を合わせました。

香取神宮をあとに
循環バスで佐原駅を目指すのですが、ここでも1時間ばかり余裕があるので佐原の街を散策することに。
ここは以前、佐原の大祭を見物しに訪れたことがある地で、この街並みが何とも言えず大好きな場所。癒されます。。。

かの有名な伊能忠敬の旧宅を見学。

伊能忠敬のご実家では、もともと商売をされていたようですね。

無料休憩所で、手作りレモンスカッシュを注文し、クールダウン。
モニターには佐原の祭りが放映されてました。
この地区の山車には素晴らしい彫刻がいっぱいです。彫刻ファンならぜひ訪れておきたい場所のひとつです。

古い街並みをあとに、JR佐原駅に到着。
これより成田線に乗り、成田駅から京成電鉄で自宅のあるメトロ東西線方面へ。

香取神宮
心願成就の「叶い御守」
よろずのねがい、かなうなり を購入しました。

自宅に戻り、東京に住む息子に合流。
なじみの江戸川区のお店で久しぶりに親子呑み、でした♪