
先日、埼玉は大宮で夜のお仕事(あっ、決して怪しいお仕事ではございません…)を終えて、上野東京ラインで東京駅まで戻ってきたときのこと。
到着したのは東海道線。
過去には、ブルートレインと称された夜行の優等列車が何本も出発していた東京駅ですが、時代とともに本数が激減。
がっ!しかし!!
姿を変えて、今も尚生き残る「夜行列車」が、活躍しています。
そう。大人気の「サンライズ瀬戸・出雲号」です。
その貫禄の車両が、東海道線ホームに横たわっていました!
カメラを構えた数名の鉄道ファンに交じり、酔いのまわっている私もスマホカメラを向けます。

思えば、中学二年生のとき
青春18きっぷ5枚つづりをフル活用して、同行乗り継ぎで函館まで往復したっけ。。。そのときの初日の夜は、ここ東京駅で頻発する優等列車に興奮しまくってたよなぁ~。。。

個室に、ざこ寝、いろいろなタイプを持つ車両。
実は、過去に我が家の家族旅行として予約を取ったことのあるサンライズ。
しかし残念ながら東日本大震災があって旅行を自粛した経緯があります。
なので、この列車は我が家にとってはまさに幻の車両。
いつかは乗ってみたいなぁ~
と独り言をつぶやきながら、酒の酔いから徐々に覚めていく自分。
反対側のホームでは
常磐線の特急「ときわ」や東海道線の特急「湘南」など、中学生時代では聞き覚えの無かった名称がアナウンスされ、発着していく。
もし、38年前の自分に伝えるならば
「いっぱい写真を撮っとけよ~!」でしょうね。

そんなことを想いながら
サンライズ瀬戸・出雲は、ゆっくりと西へ走り始めるのでした。