5月15日(月)
東京・新川の勤務先から帰宅すると一通の封書が届いてた。
差出人は「大阪地車彫刻 彫陽」とある。

友人、彫陽こと山本陽介からだ。
荷物を置くとすぐさま、封を切った。

素敵な2023年版のステッカーが5枚。
千社札を思わせるシンプルで粋なデザインは、いかにも陽介らしい。

さっそく、「同居人」と呼んでいる木彫りの明智さんの脇に、亀岡・谷性寺(通称:光秀寺)で拝受した御朱印と一緒に彫陽のシン・ステッカーを並べる。

通常、お寺の山門には仁王さんが睨みを利かすが、我がワンルームでは、玄関で陽介作の「明智さん」が邪気を払う。
この木彫り「明智さん」の作者こそが、山本陽介なのだ。

陽介師の魂が込められた作品と、光秀寺の御朱印、そしてシン・ステッカー。
その背後には、光秀公と関係があるとされる日光東照宮の特別祈祷のお札と、福知山・御霊神社のお札が並ぶ。


生みの親、彫陽のステッカーを横目に
明智さんの口元が少し緩んだように見えた。